訪れる方の人生をそっと彩る(スケッチ)芸術と音楽のまち
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小諸の豊かな情景と独特の空気感は多くの文学者や芸術家に愛されてきました。
日本の自然主義文学の大家である島崎藤村は、6年間の小諸での生活を通じて、詩人から小説家へと転身を遂げたことは有名です。
また、戦争中の小諸での疎開生活を通じて新たな躍動を見せたといわれる近代俳句の巨匠・高濱虚子、日本画壇の最高峰とも評される白鳥映雪(小諸出身)、文化勲章も受賞した洋画家の小山敬三(小諸出身)、小諸を訪れた際に「小諸小唄」や「菱野小唄」作った民謡作家の野口雨情、小諸の思い出を詠った永六輔作詞「上を向いて歩こう」など、小諸にゆかりの深い芸術家がたくさんいます。
こうした芸術のかおりは、小諸の各所美術館ばかりでなく、歩くなかで感じる風情や空気にも感じることができます。
ペンやスケッチブックをもって、芸術のまちをいろいろな形でお楽しみください。