楽巌寺城跡楽巌寺城跡

楽巌寺城跡
▲楽巌寺城跡・城郭鳥瞰図「宮坂武男城郭鳥瞰図(長野県立歴史館収蔵)」

おすすめ度

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見どころ: 土塁・三日月堀・丸馬出し・桝形虎口・水堀・竪堀

 布引観音釈尊寺の南西に400m、御牧ケ原台地の東端に位置し、釈尊寺の院坊のひとつである楽巌寺があったとされ、釈尊寺参道入り口にもあたります。布引城砦群のひとつで、村上方についていた楽巌寺雅方が守っていましたが武田氏侵攻後に改修され、食い違い土塁・三日月堀・丸馬出しなど、コンパクトながら武田氏の城の遺構が色濃く残ります。

名称・標高・比高

楽巌寺城(がくがんじじょう)跡

標高768m/比高230m(布引下より)

▼赤色立体地図 「長野県林務部森林づくり推進課提供・アジア航測株式会社提供」
▼赤色立体地図 「長野県林務部森林づくり推進課提供・アジア航測株式会社提供」
▼案内図 「小諸市都市計画基本図、国土地理院・電子国土Web[陰影起伏図]」
▼案内図 「小諸市都市計画基本図、国土地理院・電子国土Web[陰影起伏図]」

『使用絵図について』
長野県の中世城郭研究の第一人者 宮坂武男氏(長野県立歴史博物館蔵)よりご提供いただき、 掲載の鳥瞰図及び縄張り図については宮坂武男先生のご見解に基づき使用し、一部鳥観図に加筆しております。
(協力・小諸市教育委員会)