こもろ観光局とは

理念

一般社団法人こもろ観光局
~「住みたい・行きたい・
帰ってきたいまち小諸」を創る~

イメージ画像

信州小諸は、古くより噴煙あげる浅間山と清流千曲川に生み出された地勢、そしてそこに暮らす人びとの営みとによって歴史が紡がれてきたまちです。
その起こりは室町時代まで遡るといわれ、懐深き浅間山・高峰高原、風情多き小諸城址懐古園、旧北国街道沿いの城下町・商都の歴史香る町並み、
島崎藤村や白鳥映雪らの芸術大家に愛された情景といった小諸の魅力は、全国の観光客を長きにわたり惹きつけてきました。
更に近年では、小諸の里山地域への関心の高まりや若い世代や移住された方々による、スタイリッシュな事業展開といった、
新しい時代に訴求する魅力も生み出されています。「一般社団法人こもろ観光局」はこうした小諸の歴史・文化や魅力を子や孫の世代までつなぎ、
「住みたい 行きたい 帰ってきたいまち 小諸」を目指した取り組みを、観光をツールとして、多様な組織や人びとと一緒に展開していくことを目的とした組織です。

【一般社団法人こもろ観光局 理事長より】

今日、日本の地方地域が抱える大きな課題の一つとして「人口減少」があり、特に生産人口の減少による経済活動の縮小は地域の維持そのものをも脅かす問題になっています。人口推移のデータ等をみるに、小諸市も楽観的でいることが難しい状況であると感じています。これに対応すべく、小諸市では「住みたい 行きたい 帰ってきたいまち 小諸」が市の将来像として掲げられています。
一般社団法人こもろ観光局は、「小諸市 観光地域づくりビジョン検討会」(平成25年発足)によって策定された「小諸市 観光地域づくりビジョン」(平成28年2月策定)を、多くの団体の皆さまと共に推進、及び、実施していく舵取り役を担う組織として重要であり、更には、観光というツールを以て、市の基本構想にある小諸の将来像を具現化できる大きな可能性をもった組織です。観光業のみならず、商工業、農業、交通機関、金融、教育、行政といった広範な組織が手を携え、小諸市の観光コンセプトである「詩情あふれる高原の城下町」に沿って、観光戦略の総合プロデュース役として活力ある地域形成の維持、発展を推し進める推進役となるよう、理事、執行部、職員が一丸となって活動していきます。
また、当法人の使命としては、自立した組織を目指すことも重要課題となります。地域と密接に関係しながら共存共栄し、地域の更なる発展につながるよう収益を地域に還元していく組織として、持続可能な自立した運営を目標にしてまいります。

【小諸の『観光地域づくり』コンセプト】

詩情あふれる高原の城下町
~ようこそ!スケッチ文化都市へ~

コンセプトフレーズに込められた想い
詩情あふれる
「小諸」というまちが持つ、豊かな自然景観や古くからの伝統、歴史、文化。これらは、島崎藤村に代表される文学や、絵画等で古くからたびたび表現され、近年では音楽の分野でも全国に知られるようになりました。このような「詩情あふれる」まちづくりを全域で尊重し、将来を担う子どもたちへしっかりと伝承していきたいものです。
高原
まち全体が標高約600~2,000mの高地であり、この高原という地は私たちの暮らしとは切っても切れない関係にあります。高原にそびえ、その噴煙に象徴される活火山浅間と、この地を横断する清流千曲。 これらの山と川に育まれてきた自然や歴史、風土からは、小諸ならではの様々な産物が生み出され豊かな暮らしを支えてきました。
城下町
「小諸」の起源はその名の由来となる平安時代の「小室太郎光兼」からはじまります。 その後、戦国、江戸時代という歴史を重ね、現在に継承される街並みが築かれてきました。北国街道の宿場町として大きく栄えた小諸宿は、近代では養蚕業で財を成し全国でも有数の豊かな商業都市に発展しました。
スケッチ文化都市(サブコンセプト)
詩情あふれる文化都市(城下町)の情景をスケッチ(体験)したくなるまちを目指し、観光、農業、工業、教育などどんな産業も地域の風土、文化、暮らしの担い手として地域に欠かせないものだという意味合いが込められています。 来訪者にとって、自国(自地域)にはない日本(小諸)の歴史、風土、文化に触れ、体験、体感することは至上の喜びであり、観光客を迎えることで、住民自身も改めて小諸の魅力を知るきっかけとなり、郷土愛を醸成するきっかけにもなります。

一般社団法人 こもろ観光局 ロゴマークについて

ロゴマーク説明画像

六角形は「スケッチ文化都市」をイメージし鉛筆の代表的な断面を表現しています。
また、六角形を用いることによリ一般的な四角形や丸では表現しきれない小諸の多面性や紋切り型の枠にはまらないダイナミズムも表現しています。枠の中には小諸の象徴である浅間山、小諸城、千曲川が。
この3つの象徴は、古くからこの地の生活の源として親しまれ、「浅間の噴煙」「小諸の古城」「清流千曲」という言葉で言い伝えられながら、人々の心の拠り所になってきました。品のある〔紺青(こんじょう)〕は、小諸の豊かな歴史ばかリでなく、日本文化の代表的色である藍色も想起させる色です。
また、お年寄りから若者まで幅広い世代に愛される色でもあリ、小諸の懐の深さ・暖かさも体現しています。
「こもろ観光局」の書体は、ちいさくても可読性の高いユニバーサルデザインに配慮した書体を選定し、多くの方にお読みいただけるよう工夫しています。

概要

【組織目的】

「一般社団法人こもろ観光局」は、小諸市及びその周辺地域の自然、景観、文化・歴史、産業・技術などの資源を活用することにより、観光による豊かな地域づくり(観光地域づくり)を推進し、小諸市の魅力を高め市民の誇りの醸成、地域文化の発展及び地域経済の活性化に寄与することを目的とする。

【事業内容】

  • 地域の魅力創出、各種産業の振興に関する調査、開発
  • 関係施設の斡旋や手配、販売代行及び旅行商品の企画、販売などに係る旅行業(旅行業法に基づく旅行業)
  • 特産品、土産品等の研究、開発及びこれらに係る小売業、卸売業
  • 地域イベントの運営補助、企画提案、運営
  • 地域情報の収集、案内、発信、プロモーション及びこれらに係る代理業
  • 旅行業及びその他の事業に関する損害保険代理業
  • 地域の二次交通の整備、企画提案及びこれらに係る運送業
  • 不動産の賃貸借、飲食店、宿泊施設、小売店等の経営、管理、運営
  • 公共施設等の管理、運営受託
  • 地域住民、組織等への郷土愛やホスピタリティ啓発、コンサルタント業務
  • 地域の魅力に関する環境保全
  • 会員相互の協働に関する支援業務
  • 労働者派遣事業
  • その他前各号に附帯又は関連する事業

イメージ画像

組織概要

法人名:一般社団法人こもろ観光局
英文名:Komoro Tourism Bureau (KTB)
設立年月日:平成28年11月25日
住 所:長野県小諸市大手一丁目6番16号 小諸観光交流館
電 話:0267-22-1234
FAX:0267-46-9077
URL:komoro-tour.jp
長野県知事登録旅行業第2-591号
一般社団法人 全国旅行業協会 会員

イメージ画像

沿革

  1. 平成25年(2013年) 小諸市の地域づくり関連NPOや観光関連組織などの多様な団体から成る「小諸市観光地域づくりビジョン検討会」発足
  2. 平成28年(2016年)1月 日本版DMO候補法人として認定(観光庁)
  3. 平成28年(2016年)2月 「小諸市観光地域づくりビジョン」策定、市へ答申
  4. 平成28年(2016年)6月 「小諸市観光局(仮称)設立準備委員会」発足
  5. 平成28年(2016年)11月25日 「一般社団法人こもろ観光局」 設立
  6. 平成29年(2017年)4月 営業開始
  7. 平成30年(2018年)7月 日本版DMO法人(観光地域づくり法人)として認定(観光庁)