明治26年(1893年)に、小諸の青年らの熱い要請に応えて、明治女学校の創立者の一人であった木村熊二によって開塾されました。
自由主義的で、人物養成を目指す私立学校でした。
木村の教え子である島崎藤村をはじめ、東京物理学校(現東京理科大学)創立者の一人である鮫島晋、明治から大正にかけての水彩画の先駆者である三宅克己や、丸山晩霞などもここで教鞭をとりました。
記念館内には、小諸義塾の徽章、使用された教科書、在学生の集合写真、年度ごとの在学生の記録など、当時の様子をうかがい知ることができる資料が展示されています。